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  • 執筆者の写真Kumi Umuyashiki

動きと瞑想 - 年末ヨガ

更新日:2020年12月19日

2020年は、Zoomにて年末ヨガを開催します


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年末ヨガ:動きと瞑想


Session 1

動き - 音 - 瞑想

12月26日(土)午前7:30 – 9:00 (90分)


・オープニング 

・ソマティックムーブメント with サウンド 

(音を出しその波動を感じながら動きます)

・ビジャマントラ 

(音を唱えながら、体の部位に集中します)

・陽の瞑想・陰の瞑想 at ハート

(体の表面から体の中心へ意識を向けます)


(後日録画参加も可能。録画は12月31日まで見られます。)

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Session 2

呼吸 - タッチ - 瞑想

12月27日(日)午後7:30 – 9:00 (90分)


・オープニング 

・呼吸

(コントロールする呼吸・委ねる呼吸)

・ソマティックタッチ 

(体に触れながら動き感じます)

・"Who am I" 瞑想 – それは誰だ?

(あるがままを観察します)


(後日録画参加も可能。録画は12月31日まで見られます。)

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【ガイド役】

産屋敷公美 (Kumi Umuyashiki)



【準備するもの】

ヨガマット

ヨガブロック2個(ある人のみ)

ブランケット1~2枚

枕2個またはボルスター

温かい恰好で



【参加料金】

① Session 1:1500円~2500円のスライド形式

Session 2: 1500円~2500円のスライド形式

☝この範囲で出せる金額。

② またはお金以外の物々交換及びサービス交換等。

物々交換、サービス交換をご希望の方はメールにてお問い合わせください。

③ 事情があり、0円参加をご希望の方は、その旨お知らせ頂けたら0円で参加できます。


(後日録画参加も可能。録画は12月31日まで見られます。)



【お支払い方法】 

銀行振込み または PayPal

・お振込み口座:

  三菱UFJ銀行桑名支店  

  普通口座 0010463

  ウムヤシキクミ ・PayPal はメールにてお問い合わせください。



【お問い合わせ】

shakti.mandir.yoga@gmail.com


【キャンセル規定】

当日のキャンセルには返金がありません。

キャンセルの際の返金振込み手数料は参加者のご負担になります。




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●●その他ご連絡●●


1月の椅子ヨガインストラクター養成講座を開催します。

興味ある方、参加ご希望の方は、12月15日くらいまでにご一報ください。

よろしくお願い致します。


【お問い合わせ】

shakti.mandir.yoga@gmail.com




私たちが、何かに急かされるように(衝動的に)行動を起こしたり、

私たちが何かに取りつかれたように、動けなくなってしまう時、

それはもしかすると、過去の記憶に基づく感情や思考に、体が反応している時かもしれません。


感情の感覚は体の中で、圧倒的な物として感じることもあれば、

麻痺したように、内側で起こっていることに、まったく気が付かない状態を作り出すこともあります。(外側に危険がある場合、内側を感じている余裕がないために・・・)。


私たちはいつも、「今起こっていることに取り組んでいる」ような気持ちでいますが、

それは本当にそうなのかと、少し止まって、探求してみる好奇心を持つこともできるかもしれません。


人の記憶は脳の発達から考えると、3歳以前のことは覚えていないということです。

また、人は生まれてすぐに感情を経験するものですが、

それらの感情は言語が発達するずっと前から体験しています。

言語は体験を理解するために便利なものとなりますが、

言語を知らない時期(胎児を含む)に感じた感情は、

言語化されないままの記憶として残るようです。

それらの記憶は、潜在的な記憶として、断片的に、体の感覚で残っています。


人が生きていくうえで大切な要素に、「内臓感覚」と、「感情」があります。

それらの「内臓感覚」と「感情」を、私たちは頻繁に、混同してしまっているようです。


内臓感覚とは、爬虫類や哺乳類でも持っている感覚で、

例えば危険が生じたら逃げるという行動を、直観的に起こします。

もしも目の前にライオンが現れたら、私はきっと走って逃げるでしょう。

そしてその危険が過ぎ去れば、ほっとするのです。

逃げるとき、

「ライオンは私を憎んでいる」とか、

「私はライオンに愛されていない」とか、

「これって、逃げるべきだろうか、ライオンに語りかけるべきだろうか」

というような思考(解釈)も、働いていません。

考えていたら食べられるかもしれないと、内臓感覚で分かるからです。

生きたい方向へ、生命体は反応するのです。

そこに、ストーリーは存在しません。


一方感情には、ストーリーがつきものです。

それは、「過去にあった出来事」というストーリーです。

そしてそれが必ずしも、言語で表せるストーリー(記憶)だとは、限りません。

言語以前の潜在記憶は、体の感覚として残りします。

体に何か、緊張が現れたり、痛みや、息苦しさや、麻痺した感覚があることもあります。

何かの出来事が起こると、そういった身体反応が目覚めてきます。

身体反応は感情として感じられます。

感情とは、怒りや悲しみ、寂しさ、喜び、恐れ、のようなものです。

それら感情を私たちは、「今直面している出来事」のせいだと判断します。

でも、それらの感情の起源はほとんどの場合、今の出来事が原因ではなく、

もっとずっと昔の、過去の経験に基づくものだったりします。


繰り返しになりますが、

過去(子どもの頃)に起こった出来事は、特にそれが、言語以前の潜在記憶である場合、(言葉で語ることができない思い出である場合)、身体感覚として残ります。

そして大人になった今、現在の何等かの出来事が、その身体感覚を目覚めさせることがあります。


それらの体に生じる感覚(潜在記憶)に基づて、私たちは出来事を解釈する癖がついています。

そして、その解釈に基づいて、「自分は〇〇である」、だから「自分は〇〇でないと、愛されない、価値がない」、と思い込んでいる場合があります。


・自分は価値がない。

・自分は頭が悪い。

・自分はどこかがおかしい。

・愛される価値がない。

・自分なんてどうでも良い。

・ひとりぼっちだ。

・他の人よりも劣っている。

・断れない。

・完璧にやらないといけない。

・人に頼れない。

・自分のせいだ。

・全部自分がやらないといけない。



私たちは自分の過去に支配されながら、現在の出来事を捉えます。

思考、考え方、捉え方(解釈の仕方)は、

過去の出来事(潜在記憶)に基づいて、形成されていきます。


そしてそのようにしか出来事を捉えることしかできなくなると、

その物の捉え方が、その人の人生を形どっていきます。


内臓感覚とは、100パーセント信頼できる感覚(青信号)だと、

私の先生は教えてくれました。

感情は一方、強い衝動を引き起こしますが、

それは黄色信号、または、赤信号、つまり「ちょっと待った」のサインかもしれません。



"Emotion is the reaction of your body to your mind".

「感情とは、思考(マインド)に対する、体の反応」

Eckhart Tolle の言葉です。


感情はある時、自分を守ろうとして、出現しました。

(だから感情には感謝をしないといけないのですが)。

でも、今、それらの感情はもしかすると、

見当違いなところで出現してきているかもしれません。


ただしそれら、体のシグナルは、言語以前ものなので、

頭(理性)でどれだけ理解しようとしても、堂々巡りなことがあります。


堂々巡りなのは、やっぱり私たちが、

過去の潜在記憶に基づいて、どうにかしようとしているからです。

そこには、「今、ここ」という場所が存在しません。


でも、人生(命)は、「今、ここ」にしかありません。


「今、ここ」に存在するとき、

自己同一してしまっていた、感情や、過去の言語以前のストーリーを、

客観視することができます。

それらの感情やストーリーは、肉体的に圧倒的な感覚として、

または思考パターンとして、浮かんできたり、消えていったりします。

それを押さえつけることなく、眺める側に留まる練習が、瞑想です。


「今、ここ」に、自分を戻してくれるのは、

実際に、触れたり、動かしたりすることができる、体です。


体が大地と触れ合う感覚。

脚や腕を動かした時に、感じる筋肉の収縮。

呼吸で波打つ胸。


そんな体の感覚に助けられながら「今、ここ」に意識を戻すことを、

グラウンディングと言ったりします。



"Sometimes surrender means giving up trying to understand, and becoming comfortable with not knowing" (Eckhart Tolle)


理解しようと頑張るのをやめて、分からないことに居心地良くあるということ。

委ねるとは時々、そういうことだったりする。(エックハルト・トール)

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