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  • 執筆者の写真Kumi Umuyashiki

対面:陰ヨガとヨガニードラ

更新日:2022年9月25日

9月と10月に、ヨガニードラと陰ヨガの対面クラスを開催します。


陰ヨガとヨガニードラ


このクラスでは、陰ヨガをした後にヨガニードラを行います。

ヨガニードラとは、「眠りのヨガ」のこと。できたら本当に眠ってしまわないで、覚醒した状態でお休みするという練習法ですが、「眠ってしまっても良いか~」というくらいの気持ちでお越しください。


ヨガでは体を3つに分けて理解しますが(3-body theory)、ひとつは「肉の体(粗大身)」、もうひとつは「夢のある眠り状態の体(微細身)」、そして最後は「夢のない深い眠りの体(原因身)」と言われるものです。


  • 肉の体(粗大身)は、肉体で体験している世界を表します。

  • 夢のある眠り状態の体(微細身)は、記憶、感情、欲望を表します。

  • 夢のない深い眠りの体(原因身)は、無意識に信じてしまってきたものを表します。

ヨガでは私たちが無意識(無知)の状態で生きているから、これらの体で起こっていることに気づいておらず、よってそれらの体で体験していることに、人生を左右されてしまうと教えていて、ヨガや瞑想の練習をすることで、各体で体験していることにもっと気づけるようになりましょう、そしてそれらに左右されない人生を送りましょうね、と教えています。


ヨガニードラや瞑想の練習は、そういうテーマの基で行われます。


私個人的には、そういう深い気づきが得られなくても、体をストレッチした後に、横になる時間を持ち、リラックスするだけでも、良い体験だと思っていて・・・。


私もどちらかというと、「日中に横になるなんて、怠けている」と思いがちで、横になることができない質ですが、そういう、あまり役に立たない信念(これも原因身か!)を、時々捨ててしまうことも大事なのではないか、と思うからです。

どうぞ気楽な気持ちでヨガをして、ヨガニードラを体験してみてください。



陰ヨガ


陰ヨガはポーズのホールド時間が長いヨガの練習であり、筋肉よりも関節や筋膜をターゲットにして行われる練習法です。陰ヨガは特に多くの靭帯などがグルグル巻きになっている骨盤、背骨に焦点を当てポーズを行うことで、ともすると骨が癒着してしまいかねない部位を健やかに保ちます。


ポーズを静かに長くホールドするため、瞑想的な要素の強い練習法であり、ポーズよりも、「ポーズを解いた後に余韻を感じること」を醍醐味とします。


「陰ヨガ」という名前がついていますが、陰ヨガのクラスは、「陰と陽」の要素を交互に繰り返しながら進められます。それは「この世には、すべてが陰でできているものはない、またすべて陽でできているものはない。すべてはふたつの相反する要素の相対関係でできている」というような、道教の教えを反映しているとも言われています。


陰陽太極図にあるように、陰と陽は共存しており、陰の中には少しの陽、陽の中には少しの陰がある、そしてそれらの役割は、常に変換しつつ、役割交代をしています。

陰ヨガはポーズを取ったり解いたりしながら、そんな比喩的な陰陽の世界を漂うような体験を与えてくれます。



【日 程】


陰ヨガとヨガニードラ

9月29日(木)@10:15~12:00

(満員)


陰ヨガ:股関節

10月6日(木)@10:15~12:00

(満員)


陰ヨガ:背骨

10月13日(木)@10:15~12:00

(残り2名)


補足:このクラスは200時間トレーニングのオープンクラスです。一般参加の定員は3名になりますので、お早目にご予約ください。


【会 場】

3階スタジオ

駐車場はありません(堤防沿いにある公共の駐車場に停めてください)。


【参加料金】

各クラス:2,000円


【お申込】

メールまたはSNSにてお申込みください。

shakti.mandir.yoga@gmail.com


ヨガの練習中
流れゆく時間

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