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  • 執筆者の写真Kumi Umuyashiki

厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』

厚生労働省が、

『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』というのをやっているようです。


ヨガを「補完医療」として提供したい方は、知っておくと良いかと思いました。


ヨガアライアンスも、

ヨガは「セラピー的なもの (Yoga Therapeutic)」として提供するべきであり、

「セラピー(Yoga Therapy)」として提供するべきではない、と言っています。


補完医療とは、代替医療ではありません。

近代の西洋医学を補うものとして、ということです。

(医学に取って代わるものでは、あるべきではない、ということ)。


アメリカの調査をベースにしているようですが、

厚生労働省が補完医療としてのヨガについて述べているページは以下のリンクになります。

Yoga (厚労省)



更に、以下のサイトには、

「ストレス関連疾患に対するヨガ利用ガイド」が載っています。

医療者用、患者用のPDFもあって、

お医者さんと連携してクラスを提供する場合に、役に立つかもしれません。

Yoga ヨガ利用ガイド等(厚労省)



ただ、ヨガの種類は色々あるので、

一言「ヨガ」と括ってしまうと、

その効果の正確さに欠けてしまうのではないかな、

とも感じないわけではありません。


例えば「トラウマセンシティブヨガ」のような、

トラウマの改善を目的にするタイプのヨガと、

筋骨格系に働きかけることを目的とするヨガでは、

やっていること、指導の仕方など、

すべて異なってきます。


トラウマ改善を目指すヨガは、

ポーズを「体との関係を再構築する場」として捉えているので、

ポーズの形がどんなものになるかは、重要視しません。


一方、筋骨格系に働きかけることを目的とするヨガは、

ポーズにはある程度の「正しいやり方」があると考えます。

アラインメントを重視しない陰ヨガでさえも、

「ターゲット部位に正しく感じる」というコンセプトがあります。



わたしもこれまで、様々な生徒さんがいらっしゃって、

お医者さんに聞いてきてもらう時には、

「ヨガをしても良いですか?」

という聞き方ではなく、

どういう動きをしてはいけないのか、

運動をする際に注意する点はどんなことか、

関節にはどの程度体重をかけても良いのか、など、

具体的に聞いてきて頂くようにしてきました。


どんなスタイルのヨガであっても、

それぞれに合った方法で、

生きることがより楽になるよう手助けできるのであれば、

そんな嬉しいことはありません。


厚生労働省のサイトはお医者さんと連携するためにも活用できると思うので、

是非参考にしてみてください。


ノースバンクーバーで出会った猫

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