Kumi Umuyashiki
マルチな人のターニングポイント
突然ですが、今日は占い師の先生に、60分の人生相談に乗ってもらった貴重な日だった(笑)。
この占い師の方は、占い師というよりも、カウンセラーみたいな人で、私はこの方のブログをもう10年以上読んでいる。
私の悩みは、結構幼稚な悩みなんだが、幼稚だけど、私の人生を左右してしまうような悩みでもあって、長年付き合っている悩みなの。
「背が低い」という悩みは、いくら悩んでも解決しない。
(たまに厚底スニーカーでごまかしているが)。
自分の性格も、「背が低い」という問題と変わらないんじゃないの?って思うことがある。
つまり、治そうと思っても、治らないってことね。
(ヨガをして、それなりに "整った人みたいな振り" をして、ごまかすことはできても!)。
だから、それはそれで、「気づいている自分」がいたら良いとしているんだけど、でもそのために、人生がマイナス方向に左右されるのであれば、いい加減この年になったのだから、そんな自分の性格に「振り回されない」選択ができるようになりたい。
(まだできてないの!)。
「マイナス方向に左右される」と書いたのは、悩みがそもそも「マイナス思考」その物だから。
そう、私の悩みは「マイナス思考」。
一旦マイナス思考が始まり、負のスパイラルにひっぱられると、妄想は暴走し、頭は悶々とし、瞑想をしている人とはかけ離れた自分になってゆく・・・・・。
(だから瞑想が必要なんだ)。
それなのだけれど・・・。
仕事に関しては、あまりマイナス思考になったことがなく。
もちろん仕事でもうまくいかないことも多くあったので、まったく悩まないってわけではなかったけれど、周りの人が助けてくれたり、上手に流れていくという経験をしてきて、「放っておいてもきっと大丈夫」というスタンスでいられている。
今日の占い師の方は、私のことを「マルチな人だから」と言っていた。
「マルチな人だから、すべてを仕事だと思って取り組めば大丈夫」だって!
そんなドライな生き方?
でも確かに、感情移入しない方が、執着しない方が、事はうまく進まないだろうか。
「マルチな人」というのは、「職業が1つだけではない」という意味らしい。
実際私はいつも、4つくらいの仕事を同時進行で行っている。
そして、「マインドの力」も、知らないわけではない。
昔々、子どもを産んだ時、アイルランド人の助産師さんが産ませてくれたのだが、彼女に言われたことがある。
「あなたのマインドの力はとても強いから、上手に使っていきなさい」
こういうのはバイアスがかかった物の見方に繋がりがちで、変な万能感を持つことになりかねないので、あまり気にしないようにして生きてきた。
でも今まで、「~~したい」という気持ちとシンクロして、夢が具現化される経験を、結構沢山してきたことも事実・・・。
そういう「~~~したい」っていう気持ちは、直観みたいな物であって、思考ではない。
閃きでもあり、同時にずっとそこに存在していたエネルギーみたいなもの。
そして大した努力をしなくても、引き寄せられるみたいなもの。
最近、そういう「マインドのパワー」というのを、きちんと認めないといけないのかもしれないと、思い始めている。
というのも、びっくりするような、ちょっとおもしろい出来事があったから。
私は去年から、改めて英語の勉強をしている。
その勉強を通し、ロンドンのある大学院で行われている英語絡みの学問に、とても興味を持ち始めていた。
ある時ツイッターをしていたら、そのロンドンの大学院のその学部で教えていらっしゃる日本の先生がいるということをたまたま知り、ツイッターだから失礼かと思ったけれど、メッセージを送ってみたのです。
するとその先生は、私と同県人だったばかりか、たまたま帰国中で、メッセージをした時点でめちゃくちゃ近くにいらっしゃったのです。それで実際にお会いできることになった。
これらの展開はすごいスピードで起きました。
そして更にここから人生がどう展開するか、というのは未知である。
でも、「今はこの方向かもね」という感覚は受け取っている。
「ピンとくる」瞬間というのはあって、感情とか思考がそこに関わっていない時に、そういう「ピンとくる」サインが訪れる。
「感情や思考が関わらない」というのは、そこに「過去や未来の要素がない」ということだと思うのだ。
つまり、「過去こうだったから、未来もああなるだろう」という要素がないということ。
これはとてもピュアな瞬間で「ピュア(純粋)なマインドのパワー」なのかもしれない。
マインドというと、日本語にすると、よく「思考」と訳されるのだけれど・・・。
今私が言う所のマインドとは、ありきたりな表現かもしれないが、「意識」、特に「潜在意識」な部分なのかもしれない。
そういうのって、「説明がつかない」ことであり、「変な信頼感がある」ことでもある。
この人生の「奇跡的な展開の妨げ」をしているのは、確実に「マイナス思考」だと思う。
そして私はそのマイナス思考も、ふんだんに持っている。
そういうマイナスの思い込みは、人生に制限を付ける。
「マイナス思考」を克服する方法は「信頼」しかないというのが、今日の占い師の先生の結論だった。
もう一回書いておこう↓
「マイナス思考」を克服する方法は、「信頼」しかない。
「信頼を感じられないものは、実らないから」。
「それらは最初から、実らないものだったんですよ」。
は~、深いですね。
道教の教え的な・・・。
でも、実はマイナス思考も、「マインドゲーム」だったりもするのである。
物事の受け取り方にはレイヤー(層)がある。
レイヤー(層)というのは、「そういう風に見えていても、実はそうではない」というようなもので。
世界は、色んなレイヤー(層)が重なり合ってできている。
今抱えているマイナス思考は、「マイナスそのもの」なのか、「マインドゲームなのか」。
マインドゲームだとしたら、ただ意識が時間潰しに、「戯れ」みたいにやっていることで、概ね、ほとんどのマイナス思考が、それに当たると思うのだ。
「戯れ」だと知ってしまえば、マイナス思考に対して、距離ができる。
そのためには、やっぱり、ドライにならなければいけないのかもしれない。
ドライで感情的な執着のないところにいた方が、あるがままの事実を見ることができて、真実に触れる機会を与えられる。
真実とは疑いのないこと。
マイナス思考を克服する方法は、信頼しかない。
真実とは、信頼なしにはあり得ない。
これは思考レベルで行うことではない。
だからやっぱり、瞑想は絶対に必要。
私の好きな「運命」のブログを再度ここに貼り付けておこ(おまけ)。
